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最近、かなりショックな事件があった。


先週末にトレーナーさんが家族や友人を連れて我が家に遊びに来た。その中には犬が4匹が含まれていて、RIOも大興奮気味。豆柴の女の子からはみっちり怒られた。そうしているうちにトレーナーさんの一言で、RIOの歩き方に異変が起きている事に気付いた。右脚を少し引きずっている。久しぶりにすごく興奮したので、捻挫でもしたのかなあ、と思った。以前にも床に滑って変に脚を捻ったりすることがあったから。その際はRIOが鳴き声を上げたので、すぐにわかった。けど、今回は本人もあまり痛そうにはしてないし、座り込んだりすることもない。散歩にも行きたがるし、ゲートの前を嫌いな犬が通るとすぐに怒りに飛んで行く。んー、ちょっとしばらくは様子を見てみた方が良いかも、というアドバイスでその場はそれで収まった。しかもその夜はそのトレーナーさん宅での「関西(お好み焼き/たこ焼き)パーティー」なるものにもRIO付きで参加したりした。そこでも嫌がらせに近い元気ぶりを発揮していた、彼。


その後は、念のためx-ray検査をした方が安心かもということでかかりつけの動物病院へ予約を入れる。そこは近所で徒歩圏なのだが、x-ray設備が無かった。車で10分程度の、支店のクリニックへ。シンガポールのタクシーは基本的に犬もケージに入れていれば(小型犬なら抱いていても)乗せてくれる場合が多い。ただ、運転手の人種にもよる。何度か犬好きの中国系の人にも出会ったが、一般的に犬を非常に怖がる傾向がある。マレー系はほぼ完璧に犬は駄目。宗教上の理由らしい。一度、ON CALLして迎えに来た運転手がマレー系で、こちらは電話で事前に犬連れだという旨を伝えていたので、断固として乗った。そうしたらもう猛然と窓全開にして、運転中には何かものすごい怪物が後ろに居るような視線で、ちらちらと後部座席を睨みつける。しかも私達が降車した後には、すかさずトランクから掃除セット一式を取り出して、シートを消毒し始めた。密かに祈りを捧げてたかもしれない。呪われてなきゃ良いけど...。だってまだその時RIOは子犬だよ。そりゃ、ちょっと黒くてイカツイ顔だけど。きっと今日という日は彼にとって、「悪魔の手先」になったくらいの大罪なのかもね~、と2人で失笑した。それぐらい神経図太くないと、シンガポールで犬と暮らしていけない。


とにかく、多少高くてもロンドン・タクシーを利用する。サービスも良いし、車内が広いので大型犬も余裕で乗れる。ただ不便なのは、台数が限られている為に電話をしてもすぐには来ないという点。緊急の際には非常に困ってしまう。その日は時間指定で予約を入れた。RIOは車が好きなので、すぐに飛び乗る。クリニックに到着し、受付。体重を量ると約30キロ。2週間前よりも2キロ増。周りには色んな動物が居るので、RIOも興奮気味。特に猫にが目が釘付け状態。RIOの番になり、インド系の女医さんが担当になる。LOZがざっと状況を説明する。x-rayを受けるにも当然麻酔が必要なので、日を改めて去勢手術も兼ねたらどうかと提案されたが、"buy one, get one free"じゃないんだから、その辺はきちんと段階を踏んでやろうということで、今日はx-rayだけを選択。RIOはためらうこともなく素直に奥へと連れて行かれた。


待ち時間の間は、LOZはそわそわと落ち着かなくて、近所で朝食を食べている間も機嫌が悪かった。私がどの漢方スープを食べようかと悩んでそれを相談しても、まるで変人を見入るようにふ~、とか呆れている。ぶつぶつ何かを言っているので、耳をそばだててみると「頑張って、RIO!」と日本語で呟いていた。きゅん。いつもは異常に反応する、食用のケースに入った生き物(カニなど)にも、今回は生まれて初めて見る「食用ガエル」だったのにもかかわらず、カエル愛好家の彼としてはいまひとつ(というか、ぜんぜん)反応が鈍い。「とにかく戻ろうよ、お願い。」と急かされた。


x-ray検査の結果に、言葉を失った。予想以上にRIOの右脚は悪く、左右の関節部分の形が素人の私にさえはっきりと分かるくらいに異なっている。左側はきちんと収まっている部分が、右側の同じところで飛び出ている。思わず、嘘...と呟いてしまう。これがRIOの脚なのかと思うと、ショックで感覚が無くなっていく感じ。CHD(股関節形成不全)は一般的に大型犬でも、ゴールデン・レトリバーやラブラドールに多くみられることで知られている。ロットワイラーもアメリカだと飼育頭数も多いことながら、確率的にも非常に高い。CHDを防ぐポイントとしては、やはり犬のブリーダーさんが、徹底的に血統からCHDの確率を除外するということ。その上できちんと身体的に保証のある犬をマーケットに出す、という事が重要。でも、この病気は「環境」もその要因であるという風に言われている。固くて滑りやすい材質の床だとか、子犬の頃から過剰に与えられた栄養などが、後天的にCHDへと促すらしい。


RIOは果たして、先天的にその病気を持っていたのか?それとも後天的になってしまったのか?この疑問が、私の頭をぐるぐると旋回する。しかも何度もしつこくLOZに問いかけるので、心配するポイントがずれてる、と怒られた。例え、シンガポールのブリーダーさんがいい加減、もしくは無意識に、もちろん健康面や血統などを考慮することも無しに、ブリーディングしているとしても、私達はRIOを選び、RIOは私達の存在が生きている全てなんだから、今はこれからの事だけを考えなきゃ駄目なんだ、そう、それは分かってる。今後は少しでもRIOの症状が悪化しないような環境を作ってあげることが大切なこと。長い散歩は控えなくてはならないので、数を増やしてこまめに外に出してあげるなど、少し方法を工夫して、彼の若さとストレスを発散させてあげなくては。取りあえず、次の診察で今後の予定がはっきりする。ずばり手術をするのか、それとも、サプリメントを内服しながら脚の筋肉を強化する事で、様子を見ていくのか。実際にメスを入れずに、運動などによって生活に支障のないくらい回復している犬達も存在している。


LOZはもう、気持ちの中では「手術」の方向で整理が出来ているようす。性格的に、悪いところは完璧に治すまでだ!というタイプだから。しかも今日は動物病院からの往復に色んな手間がかかってしまったことにも、ふつふつと不満が募っているらしく、早速午後からは連絡があって、車のショールームを見に行こうと誘われた。展開、はやっ!!!


RIOの手術(いや、次回の診察)前までには、そんなお買い物までしそうな雰囲気で、私はただ必死に状況の展開についていくのみ...であった。





Rio(b&w).JPG

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Comment

CHD
そんな病気があったなんて初めて聞いたよ。RIOは足を引きずっているということは、痛みも伴うのかしら?とにかく不安だね。ペットの病気や怪我というもの自分の痛みのように感じるし、何かをやっていても頭の片隅から離れず気になってしまうよね。私は結構心配性なので、しばらく様子をみて・・・とか言われてそうするんだけど、いろんな病気の本とか読みあさって、どんどん不安になっていくタイプだよ。とりあえず彼は別として、CALIOCAは冷静なようだから良かったね。手術をして良くなるといいね。日本からRIOの回復を祈っているよ。
お見舞い
SGでは多いなあと思ってたらRIOちゃんもと聞いてびっくりしました。ゆめが崇拝していた日本の野犬友達はそうでしたが、多摩川を泳ぎ山梨の山々を走る、かなりのお転婆ゴールデンでした。回復しますよ。
犬車の運転手より
to rosewood
励ましのメッセージ、ありがとう。日本やシンガポールでも大型犬にはありふれた病気らしいので、あらお宅も?という感じなんだけどね。でも実際に自分の犬が...となるとショックよ。そして犬もまた、痛みをこらえたりして飼い主を喜ばせようとする生き物なんだよね...。

私もCHDに関する色んな経験談などを読んだりして知識を増やしたり、情報を集めてはいるんだけど、基本的には楽観的かな。ローレンスは、その横で実際にもう国を超えて獣医さんに直に連絡してるんだよね...。行動力の幅が違うって感じ。

とにかく、私達も全力を尽くすし、RIOの完全回復を信じてる!!!



to ゆめ母
お見舞い、ありがとう!そしてそんなゆめちゃんの犬友達が存在しているなんて、心強いです!RIOも毎日相変わらずはじけていて、今朝も散歩中に放浪しているラブラドールに向かって怪力を発揮して大変でした。運転している私がむち打ち症になるかと思いました。とほほ。

Hello
あくり!久しぶり
元気?

何気にブログを見にきたら、リオが大変なことになってる!!(泣)
かわいそうに手術で治るの?
いつ手術なのかな?
治ったらまた、ブログに書いてね
心配だわー

そういう病気の存在も初めて知ったよ
猫にもあるのかな?うちの子が心配になったよ。

とにかく元気だしてね。
また、コメントしにくるよ

では。

Dear Akuri & Loz
Can you remember me?
From Shizuka
to Shizuka
Of course! we remember you!!!
Welcome to my blog!!!

久しぶりだね。先月は日本で会えなくてごめんよ~。また次回帰ってくるまで、お互いに楽しみを貯金しておこうね。

RIOのこと、心配してくれてありがとう。その後はまた色んな展開があってねえ。シンガポールで評判の良いと言われる獣医さんへは一人残らず訪ねてみたよ。そして今後の見通しが少しは見えてきた。

結論としては、RIOは手術をしないつもり。とりあえず今のところは。で、サプリメントと水泳で状態を見ていく予定。今日も朝早くからビーチまで行ってきたよ~。雨の中。海の中で格闘していたLOZとRIOは、今揃って床の上で爆睡してるよ。幸せの縮図。

辛くて大変なことも沢山あるけれど、でもこんな瞬間を見ると、全てが忘れられる。これからもポジティブに頑張るよ。また遊びに来てね!

P.S.猫ちゃんたち元気?たぶん猫にはこの病気はないと思うよ。

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