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「THE VILLAGE」を観た。



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私の好きなM.ナイト・シャラマン監督の作品。LOZはこの作品を飛行機の中で観る機会があって、10分で寝たと言っていた。どんな映画なんだろう。実は私も彼の作品で「UNBREAKABLE」を3回観たけど、いつも同じくらいの場面で眠りに落ちていた。ブルース・ウィルス主演のなかなか面白い設定の物語なんだけど、こう、テンポの遅さというか、会話が少なくて、その会話も静かな調子で全体的にしんとしてるので、眠りを誘う。心地良いソファーに寝転がって観たら、一発で寝てしまう種類の映画だと思う。でも、一度頑張って観続けてたら、すごく面白かった。ちょっと解りにくい感じではあったけれど、くすっと笑いを誘う可愛い場面もあって、好きな雰囲気の映画だった。


もちろん、「THE SIXTH SENSE」も「SIGNS」も観た。どちらも面白いけれど、個人的には「SIGNS」に思い入れがあるかなあ。監督が伝えたいメッセージが、とても切ない感じできゅんときたことと、宇宙人という難関へも、きちんと映像を出す勇気。色々と疑問や果てしなく「ん?」と思える点は随所にあるけれど、メル・ギブソンの演技は最高だし、彼の娘のダンス・シーンとか皆でアポロチョコみたいな銀紙を頭に巻いているシーンだけでも、観る価値あり。もう最高。何回観ても笑える。そして観終わった後に、何故かぐーんと心に響く。LOZと一緒に「切ないねえ..」と言い合った。


で、今回の「THE VILLAGE」。ホアキン・フェニックスは、「SIGNS」に引き続き好演。決して美形ではないけれど、暗めかつ情熱的な男性を演じればピカイチ。「THE PIANISTー戦場のピアニストー」のエイドリアン・ブロティは、ここでは一癖ある役を演じていた。ダイエットはしないまでも、この役柄も彼にとってかなりの挑戦であったかもしれない。ストーリーは、外界と隔離されたある村=VILLAGEで起こる、奇妙な出来事の数々。村人たちが持つ「掟」と「秘密」が、愛をキーにしたドラマをもとに解き明かされていく...。


ブライス・ダラス・ハワードという盲目の女性を演じた女優が印象的だった。そして彼女に愛の告白をするホアキンのセリフに、かなりドキドキした。さり気ない感じだけど、強烈。こういう演出って、この監督のすごさだなあ。そして彼女は彼の命を救うべく、「VILLAGE」を出る決意をする。「何か」が潜む深い森へ...。


結局、この映画に隠された「秘密」や「謎」を解くことに専念したり、ミステリーやスリラー的な部分ばかりに注目すると、その期待は裏切られるかもしれない。確かに、森などの「恐怖」に対して使われる効果音や雰囲気が、私達の緊張感を煽る。ただ、その正体が判明したり、また途中大体読めてくる段階で、この映画の魅力が終わるか続いていくのかは、観ている側の視点、そして感じ方や捉え方で大分変わってくる、とも思う。


ひとつの愛の物語として観るのも面白いけれど、今回シャラマン監督が表現したかったテーマに集中してみると、やはり私の好きな感じだなあ、と素直に思った。とにかく、映像は、ダークでシンプルだけど緻密に計算されてる美しさだし、会話の質や間、みたいなものもすごくセンスが良い。


次回の作品が楽しみでたまらない。


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