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「HATHA FUSION」を体験。


「HATHA YOGA」とは、一般的に基本的なヨガのスタイルを意味して使われているらしい。なので、私もあえて意識してはいなかったのだが、実は「HATHA」という言葉は「太陽と月」という意味があるということ。そして、その「陰と陽」を統合することがハタ・ヨガの目的で、呼吸と身体を使う事で、自分の潜在的なエネルギーを引き出す事が出来る。そんな深い(?)ヨガだとは知らなかった。


実際に、クラスの音楽がすごく神秘的な感じで、最初「おおっ!!」と思った。確かに、自然の神秘を意識した演出なのだ。ハタ・ヨガのポーズ自体が、植物や動物を表現したものというのはよく知られているけれど、そのポーズをとる事で、「陰と陽」「太陽と月」、そして「こころとからだ」といったような相反するものの調和を意味している。なので、ひとつひとつのポーズに全身全霊を傾けることが、大事な点なのね。ずばり、なりきる!ということ。


普段通っているヨガのクラスが、あまりにも筋トレに近いので(POWER YOGAなど)、音楽を聴いているだけで瞑想の世界に入って行けそうな、この「HATHA FUSION」をかなり気に入ってしまった。心なしか、インストラクターの声も低くて落ち着いているし。ペースもゆっくりだ。新しいアーサナもあった。しかし!それが、鬼のポーズで、私には全くできない種類のものだった。回数を重ねればなんとかできるアーサナと、どう考えても自分の骨格を考えたら不可能に近い、という種類のアーサナ。「HATHA FUSION」のクラスには、どちらかと言えば後者のアーサナが多かった...。ガーン。


ペースがゆっくりなので、ひとつのアーサナに悪戦苦闘していると、やたら目立つ(ような気がする)。そして自己嫌悪。あんなおじさんだって、できてるポーズなのにい...と思って悲しくなる。けど、ヨガは決して他人と比べるものではなく、常に自分の肉体と向き合って会話していく事がポイント。なので、悔しいけど自分のできる範囲でレベル・アップを目指すしか無い。私の場合、膝と股関節が固いので、膝を曲げたままその脚を首にかけたりするアーサナが苦手。あと背筋も弱い、というか固い。


ま、どちらにしろヨガも、復習を兼ねてしっかり自宅で練習しなくては、向上も何も期待はできない。もう少し続けてこのクラスにも出てみて、他のヨガとの違いを楽しみたいと思っている。




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今朝は久しぶりに全身激しく筋肉痛。


その原因は、昨日のヨガ。しかも新しい種類のヨガを体験。でもそれはちょっとしたアクシデントから始まった。時間に遅れて飛び込んだいつものヨガのレッスン。しかし今日は音楽が違う。しかも空いている。あれ?と思っていたら、いつの間にかアーサナ(ポーズ)がペアで行われてる。ガーン、前もってスケジュール表をチェックしなかった。その日は月1回行われている「PARTNER YOGA」のクラスだった。


周りを見渡しても、皆ペアを組んでいるので、仕方なく1人で何となく真似をしていたら、突然「そこのあなた!!!」とインストラクターから呼ばれた。あれ?誰か余っている人でも居るのかしら?と呑気に思っていたら、なんと!!!ステージの上に上がれとジェスチャーするではないか。ど、どうしよう!と迷う暇もなくステージの上でインストラクターにむんずと腕を掴まれた。そしてあれよあれよいう間に色んなアーサナを指示される。しかも手本とするべきものが無いので(というか、私達が皆のサンプルとなっているから)何をどうして良いのか頭が混乱する。手を貸せだとか、ここを掴めだとか、脚を押し返せだとか、もうすんごく色んな事を一気にしかも皆の視線を一斉に浴びながらやらなければならなくて、正直ぶっ飛んだ。途中、私が彼女の身体を支えられなくてバランスを崩したり、落ち着いて彼女の指示や説明を聞き取れないので、泣きたくなった。クスクスと笑い声も聞こえてくる。あまりにもインストラクターとの差がありすぎるはず。私だって見てたら笑うと思う。でも、頑張ってやり続けた。もうやけくそ状態。


当然、途中からもっと高度なアーサナになっていくので、私はステージから下ろされた。代わりにもう「僕はヨガ10年やってます」みたいな全身ヨギオーラを出している男性が彼女のペアになった。最初からそうしてくれれば良いのに...と、どっと疲れた私は、さり気なく去ろうとしたけれど、インストラクターがまた私のペアとして思いっきりゲイの集団を指名。もう、「女でごめんなさい」というくじけた気持ちでいっぱいになった。瞳のキラキラしたブライアンという男性はなかなかのマッチョ。彼がマットに腹這いに寝て、私が彼の腰に乗り、私の首の後ろに手をかけた彼の上半身を、ぐっと引き上げるというアーサナ(想像するだけで怖いでしょ?)なんか、死にました。ブ、ブライアン重すぎて。逆だと余裕にできたんだけど。彼も私が女性なので(しかもこのヨガは初心者だし)、手加減がわからない分苦労したと思う。背中合わせでお尻の部分をみっちりと合わせて、お互いに前屈するアーサナなんて、拷問...の感触。本当に私も拷問の気分だったので(顔は笑ってたけど心は荒んでた)、さぞかし彼にとっても拷問だったと思う。本当に「女でごめんなさい」という気持ち。


なんかだんだんと笑っちゃう気分になってきて、人間てこういうあきらめの境地に至ると笑いが起こるんだなあと思った。途中、片方が床に寝転がり、相手を脚で空中に持ち上げるというサーカスみたいな恐ろしいアーサナへと展開した際には、もう床に座り込んで観賞してしまった。ブライアンもさっさとゲイの他のお友達と嬉しそうに身体を組み合っていた。微笑ましい光景...よ。なんて、あまりの濃さに目が釘付けになっているうちに、また鬼のインストラクターが私のペアとしてあの全身がヨギの若者を呼んでくる。もう勘弁してよ...と心の底から思っていると、彼になになにのポーズをしてみて、と言われて、そんなの知らないと謙虚に言ったら、ちょっと驚いた後にものすごく丁寧に教えてもらった。これでも身体の柔軟さにはちょっと自信があるので、その系統のアーサナなら無理無くできて、彼にも「Very Good!!!」と褒められた。彼の名前はギャリー。女の子みたいに線が細くて(たぶん私よりも全然細い)、いつも完璧なヨガスタイルでクラスに来る。どのアーサナもインストラクターレベルに美しいので、彼が近くにいると、彼をお手本にしてしまうくらい。けどちょっとプライドが高い感じで近寄り難い雰囲気だったから、きっと意地悪かもとか、勝手に思ってた。でも話してみると、すごく気さくで親切だった。ヨガ歴は2年で、毎日やってるらしい。日々の練習/復習が上達の秘訣だと言っていた。家でも蓮の上に乗って練習してそうな雰囲気だもんなあ。


という感じでいつもはあっという間に終わるヨガも、今回は永遠に続くのかと思った。でも、新しい経験と面白い人達と知り合えたので、それはそれで収穫だったなあと思う。クラスが終わった後に、インストラクターには、今日のクラスが「PARTNER YOGA」だと知らなくて、パートナーを連れてこなくてごめんなさい、と言ったら、そんなこと全然大丈夫よ!1人で来たって!頑張るのよ!とすごい迫力で励まされたけど、私はまたステージに上がらされるのは二度とごめんだから1人では来ないと固く心に誓った。ブライアンやギャリーにも改めて御礼を言う。2人とも素敵にオネエ調だった。特にギャリーは可愛らしくタイの人のように、両手を合わせて挨拶してくれた。おまけに、今度はいつ来るの?そしたら僕達の仲間に入りなよ、とさえ。


素敵な人達だ...。外では痺れを切らして待っていたLOZに、この素晴らしい経験を興奮気味に話してあげた。これで彼が私のパートナーとして参加してくれる望みは完全に消失したのを確信しながら...。しかし、その日は右手首がかなり痛いのでヨガは軽めに、と思っていたのが、手首の痛みを忘れる程の集中ぶり(たぶん鼻血が出ててもパンツ見せてても気付かなかったはず)に驚く。というか、普段の自分はきっとそれなりにはやっていても、いかに自分の身体の限界までは頑張ってないんだなあ、という点にも気付いた。いつもこれが最後と死ぬ気で集中すれば、ほとんどの事が可能になるのかもしれない。(って極端な結論)


とにかくその夜は、我ながらやればできるじゃん!と褒めてあげてから寝た。













シンガポールに来て、ヨガを始めた。


最初の1年は自宅から徒歩3分以内のジムのメンバーになり、主にマシーン・トレーニングやストレッチを中心にそこを利用していた。そことは別に近くのダンス・スタジオで「ピラテス」のクラスに通っていた。オーストラリア人のダンサーが先生。生徒の数が少なくて、ほとんどプライベート・レッスンのような感じだった。ピラテスを始めて、普段自分では意識して動かさない筋肉の痛みを感じるのが新鮮だった。色んな筋肉に意識を集中して丁寧にトレーニングするので、細かい動きでもかなり辛く感じたりもした。きついポーズをとるとき、呼吸が止まってしまうことに気付く。息を吸って吐くという単純なことでも、正しい方法を学ぶのは意外と難しかったりする。


その後、近所のジムの更新を機会に、規模の大きなジムへ。徒歩圏で広く利用時間が長い。しかもマシーンの数が桁違いに多い。ウェイト・トレーニングが趣味なLOZも満足。ただ、利点が多い分人気があり、いつも混んでいる。「ヨガ」のクラスは、曜日と時間にもよるが、大概は時間ギリギリに飛び込んでもスペースは確保できる。他のクラス(例えば「BODYPUMP」というダンベルを上げながら動き回る、ウェイト・トレーニング+エアロビみたいなものや、格闘技のポーズをリズムに合わせてする「BODYCOMBAT」等)はとても人気があって、手を伸ばせば隣の人にぶつかるくらい混んでいる。一度「BODYCOMBAT」に挑戦したが、3分も経たないうちにクラスを出た。隣の人を蹴飛ばしそうだし、息がつまりそうになる。そして何よりも、同じ動きをする大量の人に酔った…。


ここの「ピラテス」のクラスは、たまーに参加する。若い男性のインストラクターで、鍛え上げられて締まった身体。なので、使っている筋肉がとてもわかり易く見えるし、説明も丁寧。また、動きやポーズが間違っている生徒には、ちょっと嫌味っぽく注意したりもするけど、好感が持てる。時間が微妙なので毎週は行けないのが残念だけど。


そして、「ヨガ」。そこのジムには基本的には2人のヨガ・インストラクターが居る。男性と女性。男性の方は主に「アーサナ」が中心。女性は「アシュタンガ・ヨガ」を中心に、あとは「パワー・ヨガ」のクラスも持つ。「太陽礼拝」のポーズを主軸に、動作を連続的に行う「アシュタンガ・ヨガ」は、最初目が点になるくらいきつかった。それぞれの動きには必ず呼吸がコンビになっていて、それを途切れずに行うのが特徴らしいが、呼吸を意識する以前に、「太陽礼拝」の動きをマスターするのが課題だった。途中、辛くなって動きが止まったり、腕が痛くなってぷるぷる震えたりもした。はっきり言って、これは筋トレに近い辛さだ。
 

そして最近のパターンは、週2回、「パワー・ヨガ」と「アシュタンガ・ヨガ」のクラスをそれぞれ取っている。あきらめずに続けていくうちに、男性の「静(アーサナ)」中心のクラスでは物足りなくなった。最初は死ぬかと思ったくらいきつかった「パワー・ヨガ」も、今では楽しんで参加している。痛くて辛いものは続かない私でも、ヨガは何故か飽きない。そして先週できなかったポーズが今週クリアしたときの快感!バランスを取るコツを覚えると、かなりアーサナ自体も簡単に出来るようになる。クラスが終わる度に、家で復習しよう!と誓うんだけど、これがなかなか、ね。家でマットを敷いてヨガのポーズをしようもんなら、RIOが目の色を変えて飛んでくるもんで…。なになになになに!!!なにそれ、面白い遊び~!!?というぐあいに。



こんな顔で…。

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ヨガ、奥が深いぞ。もっと本などを読んで、色々と研究したい。



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